2009.12.17
コミュニケーションはマネジメントの基本-
マネジメントとはPDCAサイクルを円滑にまわすこと、というのは企業人であれば、だれでも理解できることだ。管理者はもとより担当者まで、このPDCAをいかに動かして業務をこなしていくかが基本になっている。
しかし、「個々」のPDCAに気を取られすぎると、「全体」をPDCAとの関係がうまくいかなくなる場合がある。全体のPDCAは個々のPDCAの積み重ねだ。その全体と個々を連携をスムーズにするのがコミュニケーションである。全体と個々の関係が上手く行っていないとと感じたら、まず、組織のコミュニケーションがどうなっているのか確認してみると良い。
基本となるのが「報連相」。新入社員の頃、訳がわからずに研修を受けたと思う、その報連相である。この報連相を機能させることで、PDCAとPDCAをスムーズに連携させる、採取的には全体のPDCAを機能させることが可能となる。
一人のスーパーマンがいたとしても、やはり組織は一人では動かせない。素晴らしい戦略を構築したとしても、基礎となる業務が出来ていないと成果には繋がらない。全員の行動を成果に繋げるためには、やはり日々のコミュニケーションが大事なのである。
自分の組織の情報が上手く回っていない、連携が遅いと感じたら、まず、コミュニケーションの重要性を振り返ってみることも必要である。