2011. 1. 1
元旦の新聞。特に、興味を引くような記事はないが....
日経新聞の中に「ITがもっと身近な社会へ」という特集が掲載されている。
それを読むと、クラウド、スマートフォン、高速化されるデータ通信等々昨年から市場を賑わせている記事が掲載されている。
昨年、アップル「ipad」の発売を契機に、タブレット型端末がいろいろ発売されている。
その活用方法については、これからいろいろ出てくると思われるが、来年の今頃にはPCにとって替わるようになっているだろう。
では、現段階での見聞きした活用方法は・・
まず、研修会社の知人の活用方法、PCの代用として、説明資料を「ipad」で掲示する、必要な情報を「ipad」のネットで検索する等々。
顧問先企業の営業社員の活用方法、提案資料をビジュアルに表示する、自社のHPのポイントを実際に触りながら説明する、等々。
ということで、その機能が十分に生かされている訳ではない。
まだまだ、興味本位で導入し、個人の趣味の範囲に留まっている感がある。(それって、PCでいいじゃん、どうしてもPCに替わる必然性はない気が...って訳です)
こういう状況の中で、携帯情報端末の発売とセットで普及してきているものが高速通信機能である。どっちかというとこちらの方が重要で、何をするにも通信機能の高速化やエリアの拡大がないと、携帯情報端末の機能が高まっても、何の役にも立たないって訳です。
この携帯情報端末と高速通信機能をセットで、使っていく方法として・・・
- 動画を活用した研修コンテンツ紹介機能(Youtube、Ustream)(「ipad」は特に動画がキレイ)
- 研修実施前の事前学習機能
- 研修終了後のフォローアップ機能
そう、どうしても動画とP to Pの機能を載せていかないと十分な活用ができているということにならない。
残念ながらYoutubeは10分程度の動画しかアップできないが、幸いにもUstreamには長時間動画記録とPWのセットが可能であり、撮影のための安いキットもあるようですし、是非、何とか活用ができればと考えています。
後は、企業の方の意識でしょう。どうも、個人情報保護の関係でこういうネットを活用した仕組みに抵抗を持っているため、その線引きが必要になるでしょう。研修前の事前学習とフォローアップを会社のPCから行うのか、自宅のPCから実施するのか。研修という仕事で使用することから、当然、会社のPCから実施するとなった場合、通信機能を活用できるか....という線引きです。
昨年、アメリカで開催されたASTDでは、ネットやメディア機能を活用した研修コンテンツの紹介が多数あったということです。
時代はそういう状況になってきています。国内でも環境に合わせて、仕組みや意識を変えていく必要があるようで....まぁ、まずは、動画を活用したコンテンツの開発をしていかないと。