2010.12.6
メンタルヘルスを考える時、メンタルヘルスの原因となるものを考えるのか、原因を考えるよりもそうならないための予防策を考えるのか、2つのアプローチの仕方がある・・・・
皆さんの企業で実施されているのはどちらでしょう?前者は、一般的に、メンタルヘルスと呼ばれ、後者はメンタルタフネス(セルフケア)と呼ばれることが多い。どうも、多くの企業で実施されているのは前者ではないでしょうか? しかしながら、メンタル面で弱い人が増え、それに伴い自殺者も増えてくると、メンタルヘルスだけではどうしようもないのが現実です。
『メンタル』という言葉が市民権を得てきたこともあるが、以前であれば、メンタル的に若干弱い人がいても、周囲の人が見守り、徐々に社会の環境に慣れさせていくだけの懐の深さが日本企業にもあったが、今は環境面そういう余裕がなく、たとえ弱い人であってもストレートにそういう場面に遭遇して行かざるを得なくなっている。・・・・実は、そういう状況を抱えた企業に対してどのような解決策を提供すればいいのかというテーマを抱える中で、出会ったのがこの『心身統一合氣道』ということです。
合氣道、そうです。「エイ、ヤァ、タァ、、、」の合氣道です。
右脳思考も取り入れつつも、どちからというと左脳思考派の私が・・・え~~~というのが第一印象です。知り合いの会社が企画・運営しているコンテンツでしたが、正直、企業研修として受け入れてくれるのか、不安な点はありました。
どの研修でも、企業に提案する前に自ら受講してどういう内容なのか理解しないと、ということで、まずは自らが体験し、ビジネスの世界の中で活用できそうかどうか判定していくことにしています。この研修もそういうことで体験会に参加して、実際に肌で感じたものを営業の中で説明していくこととしました。(直近では、11月17日に開催しました)
この研修、通常の研修との違いとして、まず、講師がスーツではないこと、道着です。しかも、合氣道7段の師範。バッタ、バッタの根性と気合の修練研修かと思いきや、氣と体の関係の考え方を説明するとともに、実体験して貰い、その効果を体感してもらうという形式です。(だから、投げや捻りはナシ)
次に、心身統一合氣道・・・氣は体を動かすという考えのもとで、各界の著名人の方に、その活用方法を教えているということ。有名なところでは、王さん、広岡さん、最近では、アメリカ大リーグのドジャース等々数えきれない人に教えてきているそうです。特に、スポーツ関係でいうと、体験して実際現場で発揮できるケースが非常に多いので、その効果の信頼性は非常に高いものです。
体験会では、ペアになって、氣を使うことで身体を動かす、コントロールできることを体験しますが、その関係がビジネスの世界でも通用することを理解できた人には、とても有意義な体験だと思います。ただ、合氣道という点に注意を行き過ぎると、どうしても合氣道から抜け出せないので、その点は注意が必要です。人事、人材開発の担当者の方はそこを注意して受けていただくと最高です。
若干、宣伝じみたコラムになってしまいましたが・・・以上です。