4年に一度のワールドカップが始まりました。ある意味ではオリンピック以上の祭典かも知れません。サッカーという競技は広場とボールがあればできる競技ということで、いまや世界中に普及しています。
そのオープニングとなる試合、ブラジル対クロアチア戦は日本の西村さんが主審を努めるということで、特に注目されていました。
たかがサッカーですが、4年に一度の祭典であり、国の期待を一心に集めて参加していますので、選手も審判も大変です。特に開催国ブラジルはサッカー強国であり、優勝が期待されているために、大変なプレッシャーの掛かる大会になります。そういう試合で審判を務めるのは大変名誉なことでもある反面、選手とは違うプレッシャーの中で望んだ試合だと思います。
その試合で起こったことが、クロアチアがPKを取られた場面でした。後から映像を見ると確かにどちらでも取れるプレーです。しかし、主審としてハッキリ確認して判断をしていますので、その結果には間違いはない筈です。このPKの場面がこれだけ注目され、いろいろと指摘する人もでてきているようですが、こういう事を経験しながら、審判としての経験値を高めていくこが大切なのでしょう。
正に、これがグローバル基準の世界だと思います。そう考えるとビシネスの世界も同じことがあるように思います。国内であれば、曖昧な対応をしても問題ないことが、海外ではキチッと判断しなければならない。判断するための自分なりのアイデンティティを持たないとダメなんだなぁと感じされられます。そして、こういう経験こそが、これからの日本人、特に若い世代には必要なことではないでしょうか!!