2011.1.23
新卒採用、TOEICは730点以上...武田薬品 (読売新聞) - Yahoo!ニュース.
今日のyahooニュース!グローバル化の進展が著しい製薬業界でも英語能力を採用の基準として設定する企業が出てきた。海外事業の展開状況にもよるが、その基準点は730点以上・・今まで公表となった企業の標準点はせいぜい600点位。730点というとかなり高いレベルを要求している。(但し、現在の武田薬品に730点以上ってそんなに高いレベルでないような気もするが・・・)
兎に角、これからは企業に任せておくだけではなく、英語力の強化が高校教育及び大学教育の中でも、ますます必要となってくる。韓国、中国でも学校教育の中で英語が取り入れられているが、日本以上に英語力が身についていることは確かである。(長男がグラミンで一緒だった中国、韓国からのインターンシップ生は、ホントにキレイな発音の英語だったという。)中国、韓国では2ヶ国語以上話すことがビジネスエリートの中では必須となっているということは、"ビジネスとは国内に留まらず海外との交渉や海外での営業を行うこと"ということが前提で教育がなされているのであろう。日本はその点では遅れている。あくまでも、入試のための英語、覚えるための英語...だからそれ以降、英語に接することも、英語を使って仕事をすることもなく、自然と英語を忘れていくようになっている。(そりゃ、使わなければ、忘れるよ!!)
最終的な責任は文部科学省になるが、それを待つことなく、戸別に英語教育のレベルアップを図り、少子化に伴う入学希望者の減少を食い止めるといった対策を打つ大学が出てきてもよさそうな気がする。(英語教育のレベルアップを図る本来の主旨に反するかも知れないが...)
ホント、英語教育は待ったなしとなりつつある。