Column コラム
2013-2-19

今日は午後から広島に出張。
生憎の雪混じりの雨が降っている。大降りにならないようなので、飛行機の運航には支障がないようだ。

昨日は久しぶりに昔のメンバーと飲む機会があった。場所は新橋だったが、月曜日のせいだろうか、お店もかなり閑散とした状況だった。如何に月曜日とは言え、サラリーマンの街、新橋がこの状況では、消費もまだまだという感じがする。

消費というと、2月から夏の参院選にかけての時期、日本の将来が決まって来るように思える。
安倍政権に期待してはいるが、明確な成長政策が打ち出せないようだと苦しい。
先日行われたG20では、円安の傾向が肯定も否定もされずにアメリカも静観という状況だろうか。アメリカにとって、今は安倍政権がパートナーとして都合が良いと判断されたのだろう。
このチャンスを利用して、国内事業の空洞化を見直してほしい。

民主党政権が掲げたマニュフェストを実行できずに、自民党政権に逆戻りした訳だが、本当にこの判断で良かったのかは定かではない。新聞やメディアでは、沖縄問題、尖閣諸島の問題等々諸外国との民主党の外交上の対応の悪さが言われてきた。まぁ、菅さんや野田さんは問題外として、鳩山さん、小沢さんの考えは日本独自の外交方針であり、評価されても良いのではないかと思う。(方針の明確さや実施方法に若干の無理はあったが)

というのも孫崎  受『戦後史の正体』を読んで、政治の表と共に裏も考えると必要があることを痛感したからである。更に、新聞やメディアの報道は操作されていることを前提に考えなければならないということ。特に、外交上の問題はそういう傾向が強い。

今後は政治と外交をそういう視点でみることにする。
勿論、その結果が経済に反映される訳だから。