金曜日から今日まで、そして明日位までが桜の季節です。
左のサクラは自宅近くのサクラです。個人の家のサクラですが、一本だけ見事に咲かせています。近くに、大きな病院があるのですが、そこの患者さんも何人か見に来ていました。病院に入っていると、こういう季節の変わり目に接する機会が少ないので、楽しみにしているのではないでしょうか。
右のサクラは、今日、研修の仕事で新浦安に行った時に撮影したものです。大学の横に公園があるのですが、その公園のサクラの木々です。キレイに咲いて、今が盛りです。この丁度、この大学も新入生を迎える時期であり、このサクラ並木の下をくぐって、通学できるとは幸せな新入生です。
若い時には、このサクラの良さが全くわかりませんでした。
確かに、春のこの時期に一斉に花を咲かせるということでキレイではありますが、それほど感じるものはなかったと記憶しています。
でも、この年齢になって、サクラの良さがわかってきました。
4月という季節に咲くサクラとは、やはり「旅だちと出会い」の象徴だと思います。人は、毎年、目の前のサクラを見ながら、過ぎ去った過去のサクラを思い出しているのではないでしょうか。
そのサクラを思い出すことで、その時、経験した「旅だちと出会い」の記憶、「旅だちと出会い」に接して感じた想いもまた一瞬のうちに思い出せるんだと思います。
だから、日本人はサクラが好きなんです。