Column コラム
2011-10-11

■インプロシアターTILTの公演に行ってきました。

以前からお付き合いのあった佐久間一生さんが主宰するインプロシアターTILTの公演に行ってきました。インプロを見るのは、初めてでしたので非常に新鮮でした。

インプロとは「即興」という意味です。
普通、お芝居にはシナリオや台本があって、役者さんに役がつき、事前に練習を積んでから、お客さんに見せるという流れです。
ところが、このインプロには、そういう事前の準備がありません。
その場その時のテーマやお題をもとに即興で演じて行く、やり直しの効かない舞台です。

今日も受付で予約を確認して、その時にもらったメモのような紙に自分の心に浮かんだテーマを書き出して、そのテーマを題材にいきなり本番に突入しました。

事前の打ち合わせがないため、ショートストーリーの連続ですが、それはそれで味があって、テーマの意味を汲み取って役者の方は演じます。
最初からエンジン全開なのでしょうか、男性の方は佐久間さんを含め全員、汗だくです。
体や感情を使って、テーマの意味を汲み取って表現していく。
役者と観客は別々の舞台と違い、何とも言えない一体感!!。
これらがインプロの魅力です。

休憩を挟んで、「your story」という観客の思い出の場面を即興で再現するという劇で終了。
今回、テーマを提供された方も、その内容が全て実際の場面と同じ訳ではないといいながら、昔の思い出を振り返って愉しそうな感想を話されていたのが印象的でした。

あっと言う間の1時間30分のエンターテイメントでした。
次回の開催も期待しています。

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